2026年5月2日
武田薬品(4502)の配当金はいつもらえる?利回り・権利確定日を解説
執筆: ただの会社員
結論からいうと、武田薬品の配当は年2回(3月・9月)の権利確定で、配当金の支払いは6月と12月が目安です。2025年度の年間配当は1株あたり188円で、利回りは執筆時点(2025年)で約4%前後と高水準を維持しています。
地方で働くサラリーマンとして高配当株を集めている筆者ですが、武田薬品はNISA口座で検討したことがある銘柄のひとつです。今回は配当スケジュールを中心に、リアルな投資家目線で解説します。
武田薬品の配当スケジュール(2025〜2026年)
武田薬品は年2回の配当を実施しています。権利確定日と支払い予定をまとめました。
| 種別 | 権利確定日 | 支払い予定月 | 1株配当(2025年度予定) |
|---|---|---|---|
| 中間配当 | 2025年9月末 | 2025年12月頃 | 94円 |
| 期末配当 | 2026年3月末 | 2026年6月頃 | 94円 |
| 年間合計 | ― | ― | 188円 |
権利確定日の2営業日前(権利付最終日)までに株を保有している必要があります。たとえば2025年9月末が権利確定日なら、9月26日(金)あたりが権利付最終日になるケースが多いので、直前の駆け込みには注意が必要です。
配当金の受け取りは証券口座への振込で、支払い月は通常12月と翌年6月です。サラリーマンにとってボーナス月前後に入金されるのは、家計的にも悪くないタイミングですね。
2026年の配当利回りの目安
武田薬品の株価は2025年時点で4,000〜5,000円台のレンジで推移することが多く、年間188円配当をベースにすると以下のような利回りになります。
| 取得株価 | 配当利回り |
|---|---|
| 4,000円 | 4.70% |
| 4,500円 | 4.18% |
| 5,000円 | 3.76% |
私がNISAで持っているKDDIの利回りが約3%台後半なのと比べると、武田薬品は4%超えを狙えるゾーンがあり、高配当ポートフォリオの候補として魅力的に映ります。
ただし武田薬品は円建てで配当を支払いますが、収益の多くは海外です。為替の影響で業績が変動する点は常に頭に入れておく必要があります。
配当性向と継続性──なぜ安定配当が続くのか
武田薬品が高配当を維持できる背景には、グローバル製薬大手としての収益基盤があります。
- 売上高の約80%超が海外(米国・欧州・新興国)
- 消化器系・希少疾患・血漿分画製剤など複数の主力製品群
- シャイアー買収後に積み上げたパイプライン(開発中新薬の候補群)
配当性向は過去数年で100%を超えるタイミングもありました。純利益が一時的に落ち込んでも「減配しない」という株主還元の姿勢を優先してきた企業です。2021年以降は188円配当を据え置き・維持しており、「増配はないが減配もしない」安定重視のスタイルが続いています。
副業ゼロの会社員として、「もらえる額が読める」というのは家計計画上、非常に助かります。100株保有なら年間18,800円、300株なら56,400円の配当収入です。
新NISAで武田薬品を保有するメリット
新NISA(成長投資枠)で武田薬品を持つと、配当金が非課税になります。通常は配当金に約20.315%の税金がかかるので、18,800円の配当なら約3,800円が税で引かれますが、NISA口座ならそのまま手取り。
| 保有株数 | 年間配当(税前) | NISA非課税メリット |
|---|---|---|
| 100株 | 18,800円 | 約3,800円お得 |
| 200株 | 37,600円 | 約7,640円お得 |
| 300株 | 56,400円 | 約11,460円お得 |
私はNISA成長枠でイオン300株を持っていますが、現在含み損が-29.9%でなかなか厳しい状況です(苦笑)。武田薬品はそれと比べると株価の変動幅は小さく、配当目的であれば長期保有に向いている印象があります。子供の大学進学費用を見据えた10年スパンの保有戦略にも合いやすいと思っています。
投資前に知っておくべき株価の注意点
配当が安定しているとはいえ、武田薬品にはリスクもあります。
① 円安・為替リスク 収益の大半が海外なので、円高に転じると業績へのダメージが大きいです。2022〜2024年の円安局面では追い風でしたが、円高に戻る局面では株価が下押しされる傾向があります。
② パイプラインリスク 製薬会社の特性上、開発中の新薬が臨床試験で失敗したり承認が遅れたりすると、株価が急落することがあります。2019年のシャイアー買収後に積んだ有利子負債も、まだ完全には解消されていません。
③ 減配リスクはゼロではない 「減配しない姿勢」を維持してきた武田薬品ですが、業績が大きく悪化した場合はその限りではありません。配当性向が高水準で推移していることは、裏返せば「余裕が薄い」ともいえます。
高配当が魅力な反面、「株価の値上がり益」はあまり期待せず、配当収入メインの長期保有として割り切るのが向いている銘柄だと感じます。
投稿者の所感
武田薬品は「年2回・計188円・利回り4%超」という数字が揃っており、新NISA成長枠で配当収入を積み上げたいサラリーマン投資家には正直かなり気になる銘柄です。私自身はまだ購入に踏み切れていませんが、イオンの含み損が回復してきたらポートフォリオに加えたいと考えています。パイプラインと為替だけは引き続きウォッチしながら、エントリーのタイミングを見計らっているところです。
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