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コラム

2026年4月29日

イオン株がきっかけ。地方のサラリーマンが国内高配当株投資を始めた理由

執筆: ただの会社員

「なんで株なんて買ったの?」と妻に聞かれたとき、正直うまく説明できませんでした。でも、振り返ってみると、ひとつのYouTube動画との出会いが私の投資人生を大きく変えた転換点だったと思っています。地方在住のサラリーマンが、なぜ国内高配当株投資を始めることになったのか——その経緯をありのままに書いてみます。

イオン株との出会いはYouTubeだった

最初のきっかけは、たまたまYouTubeのおすすめ動画に表示された「イオン株の株主優待」についての動画でした。

動画の内容はシンプルで、「イオン株を100株持つと、イオンでの買い物が3%キャッシュバックされる優待カードがもらえる」というものでした。見た瞬間に思ったのは、「あ、これ完全に我が家向きじゃないか」ということです。

我が家では食料品のほとんどをイオンで買っています。地方に住んでいると、大型のショッピングモールはイオンが圧倒的に多い。週に2〜3回は必ず行くんです。だとすれば、株主優待で3%返ってくるなら、ほぼ生活費の節約になるじゃないかと。

「投資」というより「生活費を少し安くする手段」という感覚で、100株を購入したのが国内株式投資の始まりです。当時の株価は3,000円台後半で、購入額は約37万円でした。

優待生活を楽しんでいたら、配当金に興味が湧いた

イオンオーナーズカードが届いたときは、妻も「ちょっと面白いね」と言ってくれました。実際に優待を使いながら買い物をしていると、お得感があって楽しかった。

ところが、しばらくするとまた別のYouTube動画が目に入りました。今度は「配当金で不労所得を作る」「サイドFIREを目指す」系の内容でした。

正直、最初は「自分には関係ない話だな」と思いながら見ていました。でも動画の中で「年間配当利回り3〜4%の銘柄を積み上げていけば、年収の一部を配当金で補える」という話を聞いて、頭の中でスイッチが入ったんです。

現職での仕事は残業も多く体力的にきつい時期もある。「定年まで今のペースで働き続けられるか」という不安は、正直ずっとありました。配当金というものが、その不安を少しでも和らげる仕組みになりうると気づいたとき、真剣に向き合おうと思いました。

投資スタイルを大きく見直した

それまでの私の資産は、投資信託と預貯金だけでした。eMAXIS Slim S&P500をつみたてNISAで積み立てていたので、長期積立の考え方は持っていました。でも「配当金で毎月のキャッシュフローを作る」という発想はなかった。

改めて自分の投資方針を整理し直した結果、国内高配当株70%・投資信託30% という割合に組み替えることにしました。

国内高配当株は、配当金という「見える収入」を毎年積み上げる役割。投資信託(S&P500・FANG+・NASDAQ100)は、子供が大きくなったときの大学進学費用として、長期で育てる役割。この2軸で資産を運用する方針に切り替えました。

その後、NTT・KDDI・三菱商事・積水ハウスなど、高配当で財務が安定した銘柄を少しずつ買い増していきました。

現実は甘くない。でも続けることに意味がある

正直に書きます。イオン株は含み損の状態ですが、これは全く気になりません。300株まで買い増しているのは、株主優待による生活費の節約メリットが非常に大きいからです。株価の上下よりも、毎年確実に受け取れる3%のキャッシュバックが家計に与えるインパクトの方が、はるかに大きいのです。

一方、三菱商事は+37%以上の含み益になっています。高配当株投資というのは、銘柄によって大きく明暗が分かれる。それが現実です。

こうした経験を経て思うのは「生活に密着した優待を重視する投資スタイルの価値」ということです。イオン株の優待は毎年確実に生活費の削減につながり、この実感が長期保有を続ける最大のモチベーションになっています。三菱商事の含み益も、多様な銘柄を保有することの重要性を教えてくれました。

先のことは誰にも分かりません。ただ、配当金を少しずつ積み上げながら、投資信託で子供の進学費用を育てていく——この方針だけはブレずに続けていこうと思っています。

投稿者の所感

イオン株で始まった私の国内株投資は、「生活に根ざした優待投資」というテーマで一貫しています。含み損があっても気にしない理由は、毎年確実に生活費の削減という実質的なリターンが得られるからです。子供が大学に行く頃には、こうした地道な投資の積み重ねが少しでも選択肢を広げてあげられるようにしたい。それが今の一番のモチベーションです。

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